学術振興会の特別研究員に内定

2020年12月25日

2021年度の特別研究員(DC2)として,研究課題「レコードの削除や追加を必要としない匿名加工手法の提案」が採択されました. 本研究は,移動履歴や購買履歴データ等の個人情報を加工し,安全なビッグデータとして利活用を可能にする技術の実現を目指すものです. 従来は,攻撃者としての背景知識に依存してそのリスクを定量化することが困難であったところを, データに基づいて数理モデルを構築し,機械的で信頼性の高い評価を実現するところに独創性があります.

CSS-2020参加報告

2020年10月26日~29日

Computer Security Symposium(CSS-2020)が,2020年10月26日から4日間,オンラインで開催されました. 当研究室からは,菊池先生,D1の伊藤,M2の池上,半沢,松本,B4の堀込,B3の住友が参加し, 菊池先生が「匿名化による差分プライベートなコク入履歴プロファイリング」というテーマで. 伊藤が「匿名加工情報の応用(1):健康診断データとレセプトデータの分析とプライバシーリスク評価」というテーマで, 池上が「匿名加工情報の応用(2):各種傷病を予測する健康診断モデル」というテーマで. 松本が「Bitcoin取引履歴の特徴量に基づくアドレス識別リスクの評価」というテーマで発表しました. また,CSS-2020内で開催されたPWS cupには伊藤,池上,堀込が,MWS cupには半沢,松本,住友が参加しました.

第7回インターユニバーシティセキュリティ研究会(IUSec-7)を開催しました

2020年9月18日

2020年9月18日に,第7回インターユニバーシティセキュリティ研究会をオンラインにて開催しました.
静岡大学の西垣研究室・大木研究室の方々と共に研究発表を行い,親睦を深めました.
当研究室からは大学院生4名が参加し,D2の伊藤,M2の池上,松本が発表を行いました.

JIP2020掲載報告

2020年9月15日

菊池研D2の伊藤の研究である 「De-identification for Transaction Data Secure against Re-identification Risk Based on Payment Records」が, 論文誌Journal of Information Processingに掲載されました.

NBiS2020参加報告

2020年8月31日〜9月2日

2020年8月31日から9月2日までの3日間オンラインにて開催された「The 23rd International Conference on Network-Based Information Systems(NBiS-2020)」に参加しました.
当研究室からはM2の松本が参加し,「Address Usage Estimation Based on Bitcoin Traffic Behavior」というテーマで発表を行いました.

WISA2020参加報告

2020年8月26日〜8月28日

2020年8月26日から28日までの3日間オンラインにて開催された「21st World conference on Information Security and Application」に参加しました. 当研究室からはM2の半澤が参加し,
「Analysis on Malicious Residential Hosts Activities Exploited by Residential IP Proxy」というテーマで発表を行いました.

IMIS2020参加報告

2020年6月25日

2020年6月25日にオンラインで開催された「The 14th International Conference on Innovative Mobile and Internet Services in Ubiquitous Computing (IMIS-2020)」に参加しました.
当研究室からはM2のが池上が参加し,「Modeling the Risk of Data Breach Incidents at the Firm Level 」というテーマで発表を行いました.

DICOMO参加報告

2020年6月24日~6月26日

2020年6月24日から6月26日まで3日間,オンラインで開催された「DICOMO2020シンポジウム」に参加しました.
当研究室からはB4の柴山と高松と堀込が参加し,柴山が「SMS 通知機能を悪用した新たなパスワードリセット脆弱性の脅威評価」というテーマで, 高松が「歩容データを用いた「歩きスマホ」の検出」というテーマで発表を行いました.
また,堀込が「Local Differential Priacyによりプライバシーを考慮した位置情報分布推定」というテーマで発表を行い,ヤングリサーチャー賞を受賞しました.


CSEC-88参加報告

2020年3月12日~3月13日

2020年3月12日から3月13日まで2日間,オンラインで開催された「第182回マルチメディア通信と分散処理・第88回コンピュータセキュリティ合同研究発表会」に参加しました.
当研究室からはD1の伊藤とM1の松本が参加し,伊藤が「履歴データの数理モデルの提案とk-匿名化に必要なダミーレコード数推定への応用」というテーマで発表を行いました. また,松本が「Bitcoinサービス業者と利用者アドレスの種類の推定と評価」というテーマで発表を行いました.


IPSJ全国大会で受賞

2020年3月5日~3月7日

情報処理学会第82回全国大会で高松君(当時3年生)が学生奨励賞を受賞しました. 同大会は2020年3月5日(木)〜7日(土)にオンラインで開催され,たくさんの学生が自らの研究成果を発表しました. 当研究室からは9人が参加し,高松君は「歩容データからの「歩きスマホ」の検出」という題で賞を頂きました.


SCIS2020参加報告

2020年1月28日~2020年1月31日

2020年1月28日~31日にザ・クラウンパレス新阪急高知にて,SCIS2020が開催されました.当研究室からはM1の池上が参加し,「企業のサイバーインシデント予測~あなたの会社は何年後にサイバーインシデントを受けるか?~」というタイトルで発表を行いました.